『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』メモ

『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』

117 (『自家製文章読本』120−121)
歩く
連れ歩く、跳ね歩く、捜し歩く、買い歩く、騒ぎ歩く、出歩く、流れ歩く、渡り歩く、彷徨い歩く、
いそいそ、うろうろ、おずぞず、ぐんぐん、こそこそ、ざくざく、しゃなりしゃなり、しおしお、すごすご、すたすた、すたこら、ずんずん、ずしんずしん、せかせか、ぞろぞろ、たよたよ、だらだら、ちまちま、ちょこちょこ、ずかずか、つかつか、てくてく、どかどか、のっしのっし、どすんどすん、どたどた、どやどや、なよなよ、のこのこ、のそのそ、のろのろ、ぱたぱた、ひょろひょろ、ふらふら、ぶらぶら、へろへろ、まごまご、もそもそ、よちよち、よたよた、よぼよぼ、よろよろ、わらわら、歩く

117
宮沢賢治とオノマトペ

165
たとえば、これはイタリアの教科書の有名なくだり…みんなで落ち葉が落ちる様子をみて、それを書く。つまり、落ち葉を見て、あなたの頭の中でどういうふうな事が起こりましたか、というようなことは、絶対に書かせないのです。

168
 おもしろい本をある意味で無責任にどんどん読めばいいのです。それなのに、読んだあとに感想を書きなさいと要求する。
 …箸を付ける前に、餅を食べた後、餅についての感想を、って言われたら絶対に食べないです。でも、どういう餅がでましたか、っていうのは書けますよ、すぐ。

169
 たとえば、フランスの小学生の試験問題を手に入れたのですが、三年生の問題は「1+1=2」という式が書いてあって、これを文章で書きなさい、となっている。…見たものをどう説明するか、どういうふうにリポートするか、ということであって、子どもたちの頭の中にあることを書けというのではないですね。
 …そうやって、言葉の力を義務教育の間、一生懸命つけていく、だから理科の時間も実は英語の時間。

171
観察する。要約する。報告する。そういう文章をうんと書かせる。

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