自転車も英語も自分の仕事にはあまり関係がないけれど。

 最近、英語と自転車にはまっています。どちらも、共通することは、自分の仕事とあまり関係がないということです。

 僕にとっては、いままであまりこういうことはありませんでした。今まで、教材研究が転じて、好きなことが増えることはよくありました。水道の歴史をめぐる旅も、4年生社会科からスタートしてはまっていきましたし、植木鉢でトマトを育てるのも、生活科からスタートしています。先生という仕事を初めて以来、好きになることは、殆どの物が、先生という仕事からスタートしたものだったと思います。
 ところが、最近少し変わり始め、「仕事の質を向上させよう」という意識からスタートするのではなく、「もっとすてきな生き方をしたい」というところからスタートしています。自転車も英語もそうです。
 アタリマエのことだと思いますが、僕にとっては、社会人になってから、今まであまりありませんでした。
 仕事を始めた頃は、仕事をすればするほど、自分が拡張していく感じがあり、それこそ、趣味=仕事でした。教材研究でどこまでも旅をしたり、学校の準備に時間をたくさん使うことも多くありました。仕事に関係することをすればするほど、自分の世界が広がっていく感覚を感じることができ、新しい世界をどんどん見ることができたように思います。
 ところが、教員歴10年以上になり、ふと自分を振り返ると、あの頃の自分の世界がどんどん広がって夢が広がる感覚を、あの頃ほど強く感じていない自分がいることに気が付きました。決して、仕事に夢が持てないというわけではありません。けれども、仕事というフィルターを通して自分を広げていく事自体が、ひとつの終着点をむかえ、加速度がゆるやかになっているのだと思います。
 ここ数年で、子どもが少し大きくなり、一緒に楽しめる趣味はないだろうか、ということで、自転車が始まりました。家族のためといえば、格好はつきますが、結局は、子どもの面倒をみながら自分が楽しめることは何か探していたことになります。そして、自分だけでも楽しめるというよこしまな気持ちもあります。思い切って、しっかり乗れて持ち運びもできる自転車を選ぶことになり、そのためにお金もしっかり払ってしまいました。KHSのF20ーRという自転車です。自分の子どもと天気の良い日に少し遠出をするのもとても気持ちが良いですし、自分一人で山道に挑戦するのもとても楽しいです。
 今まで、PCなどにお金をかけることはありましたが、それも、端的に言えば、仕事をスマートにできるようになるためです。けれど、本当に趣味のためだけに、高いお金を払ったのは自分にとって初めてのことでした。
 英語は、特に小学校英語が導入されるからとか、そういったビジネスライクなきっかけで始めたわけではありません。英語が自分を広げるきっかけ与えてくれるのではないかと予感しているからです。英語は好きです。学生時代に英語部で、英文学科の友達はとても英語が上手でしたが、僕はというと、とくに一生懸命英語を勉強するというわけではなく、そのうち英語ができるといいなあ程度で部活に参加していて、最終的にそれほど話せるようになったわけではありませんでした。けれども、一生懸命勉強していないせいか、英語は好きで、抵抗感はありませんでした。
 インターネットの情報の90%は英語で表現されていると聞いたことがありますが、調べたら間違いでした。26%ですね。日本語は3.5%。新興国のインターネット普及率がたかまっているのですね。けれども、単純計算にして、日本語と英語が使える人は、日本語だけしか使えない人より、7倍以上の情報にアクセスできる可能性があるということ。なんか、自分は人生を損しているんではないかという気分になります。さらに、損している気分になることは、中学入学の12歳から、大学卒業の23歳まで、10年以上も、とりあえず英語を勉強してきたにも関わらず、使っていないというのは、本当にもったいないです。そんなに勉強したんだから、使おう!英語は、モッタイナイ精神からはじまったのかもしれません。

 スカイプオンライン英会話に出会って、コスト的にも、ボリューム的にも満足できる環境を作りやすくなったことがあげられます。ケチなので、お金は掛けたくないですし、でも、海外の方とおしゃべりしたい。スカイプを使ったオンライン英会話が、それを可能にしてくれました。スカイプも英会話もどちらも馴染みがなく、最初は緊張で汗びっしょりでしたが、慣れというものは怖いものです。思い切って飛び込んで見る経験も、自分にとっては久しぶりのものでした。
 今まで英語を1ヶ月ぐらい続けてみて、ものすごい成果があったわけではないですが
明らかに自分が拡張している感覚を味わうことができています。社会人になって、いろいろな教育への考え方に出会った頃に近い感覚です。何か、英語を勉強し続けて、面白い変化が自分に起きるのではないかと、楽しみな気持ちになっています。
 
 この自分が広がっている感覚を持ち続けて、生活をすることが、本当は本質的に一番大切なのだと思います。仕事にしても、そういうマインドで生活している先生と話をするのは気持ちのいいものだと思いますし、自分が学生の頃も、人生を楽しんでいる先生を魅力的に感じました。教わっている内容よりも、自分に影響を与えたように思います。結果的に、自分を拡張させていく感覚を、子どもたちに伝えることが、ガツガツ仕事をするより、効果を発揮するのかもしれません。そればかりとは言いませんが、そういう感覚や余裕が大切なのだと思います。
 将来的には、こういう内容も、英語で表現できるようになったらいいなあと思います。海外の人に読んでもらえたら、それは、本当に嬉しいですからね。自転車も英語もしばらく頑張りたいと思います。

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