出発前の空港で JICA教師海外研修ブラジル

 あと3時間ほどで、羽田からドーハ、ドーハからブラジル・サンパウロへと、地球を半周するたびに出る。
 自分にはさっぱりかかわりのなかったブラジルだったが、自分がブラジルに旅に出るということで、引き寄せられた情報やお世話になった人たちがいた。
 「耳をすまして聞いてごらん」から引き寄せられた小貫大輔さんとの出会いはおもしろかった。ブラジルという国が、多様性を自然の摂理として受け入れた国と捉えるならば、ブラジルは先進的な思想と包容力をもった国であるのだろう。日本は今後、移民を労働力として積極的に受け入れることになるだろう。日本は、ブラジルのように、民族同士の対立を避け、多様性の中に自国民としての文化の継承を図るならば、日本にとって、ブラジルは将来の自分の姿になるのかもしれない。日本が、単言語、単民族の社会の特殊な国でいられるのは、僕にとっては、風前の灯であるように感じる。
 自分の周りにもブラジルはあった。思わぬ同僚がポルトガル語の使い手で、ぼくの簡単な思いをポルトガル語に翻訳してくれた。僕はおそらく、同僚の夢も少し背負って、ブラジルへと旅に出ることになるのだと思う。
 正直言って、勉強不足だろう。日系移民のことは「アマゾンの歌」で本当に勉強になった。今の日系社会が、日本の「古き良き」を残すタイムカプセルになっているのかどうか、この目で見てくるのはおもしろい。「アマゾンの歌」での海を渡った家族のドラマに、かなり胸を打たれた。その魂に少しでもふれられたら、本で旅することがすきな僕にとっては、人生で最も本で旅した記録を伸ばすことになるだろう。エルジェを追った旅のスケールを超える。

 友人は、開発途上国の空気を感じてくることが、もっとも勉強になると言ってくれた。今回の旅は本当に幸運の女神がもたらした旅。自分のあり方が変わるような旅にしていこうと思う

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コメント

  1. 青せん より:

    楽しんできてね〜!行ってらっしゃい(^ ^)

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