マナティを守るための評価

マナティを守る

マナティを守る、そして、アマゾンの熱帯雨林と人間が共生していくための活動が、芽吹こうとしています。

以前、マナティを題材に探究的な学習に取り組みました。

【教師海外研修】実践授業レポート from 横浜市立宮谷小学校(冨田 明広教諭) | 2016年度 | トピックス | JICA横浜 – JICA

教師海外研修報告書PDFです

マナティや菊池さんについては、以前ブログで書いていました。

INPAで会った菊池夢美さんがマナティにハマったきっかけと「無知は罪なり」

先日、菊池夢美さんと再会することができ、教育分野でどうやったらマナティや絶滅しそうな動物たちと共生社会を築くことができるかについて、話し合いました。もうおひとかた、海外青年協力隊から返ってこられたWEB関係に強い方にもお会いでき、これからおもしろい事になりそうな予感がしています。

ブラジルのリアルな状況を実際に見てきたので、何か力になれることはないかと模索を続けてきましたが、自分の専門である子どもたちに還元するという点で、力になれそうな気がしています。

数字は成果を正確に表すか?

話題に上がったのが、評価。

マナティを保護する活動は、例えば1年に2頭のマナティを安全に野生に返す、といった、数字的にはあまりインパクトのない評価になります。

例えば、いろいろな企業から支援をいただく際に、それがどの程度成果があったのかを示さなければならなくなりますが、はたしてこの数字がしっかり成果を表現しているものなのかどうかは、考えなければなりません。

1年に2頭のマナティを放流することに、現地の人や研究者のどれほどの情熱がそこに注ぎ込まれているか。2頭という数字が、多いのか少ないのかは、それこそ前線に立つ人でないと分からないわけです。

_Alicja_ / Pixabay

教育分野で、効果を数字で表すには?

同じように、教育分野の場合、マナティの学習会に子どもたちを招いてお話するということは、たくさんの人数が集まればそれが評価になるのかもしれません。けれど、子どもたちはYouTubeを見るようにコンテンツを消費するだけになってしまい、それをクリエイティブな方向に持っていける割合はどれほどなのでしょうか。

しかし、子どもたちがクリエイティブに行動することを表す評価方法など、自分にはよくわからない。自分が前に担任していた3年生の子どもたちは、自分で絶滅危惧種について調べて、自分で原因を分析して、自分たちで解決方法をもさくしていたので、1000人にマナティのコンテンツを消費させるよりも、1クラスの子に環境保護の内容と探究スキル、探究心を培ったほうが、よっぽど効果があるように思います。

Deedster / Pixabay

学校の中だけでは、話題にならない評価

こういう話は、現場の先生が集まっただけでは絶対に話題に上らないので、難題ですが興味深かったです。けれど、教員が外部に成果を伝えることは必ずあり、開かれた学校を目指すのであれば絶対に避けては通れないもの。考える価値があるように思います。

マナティー研究所

菊池さんの活動に注目です。僕も協力します。

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