大人のための読書記録

大人のための読書記録

菊池先生の「ことばシャワー」の奇跡 生きる力がつく授業

28 「好きか嫌いか」「オモシロイかムカツクか」といった二極化した感情しか表せず、クラスの仲間に対しても、「敵か味方か」という極端な人間関係に振り分けてしまう。 ○まさに、本田恵子先生が言われていたとおり、感情の両極端の中間にある言葉をたい...
ライティング・ワークショップ

物語という形式を通じて子どもは世界を捉えようとしているという仮説

前回のポストの続きです  子どもの発達に物語を書くことが重要なプロセスなのではないかということを書きましたが、これを着想するに至ったのは、ある人との出会いがあります。以前書きました北海道の中学校の先生である山崎先生との話です。  絵は子ども...
リーディング・ワークショップ

『ブッククラブ』のセリフリフレクション

先日、あるあるの会でブッククラブのブッククラブを行いました。  わたしも写真で出演しているので、この本でブッククラブができることは嬉しいなあと思いました。  子どもたちと同じように、ブッククラブのあとのセルフリフレクションをやろうと思って、...
大人のための読書記録

人を見捨てない国、スウェーデン (岩波ジュニア新書)

北欧の教育や社会を紹介されている本を読むと、やはり、日本が目指している幸福への価値観と北欧のそれとは、根本的にちがうという印象をもちます。オランダのイエナプランなどの本を読んでもそう思います。北欧諸国は、国民のみんなが幸せに暮らすためにはど...
ライティング・ワークショップ

『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』メモ

『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』 117 (『自家製文章読本』120−121) 歩く 連れ歩く、跳ね歩く、捜し歩く、買い歩く、騒ぎ歩く、出歩く、流れ歩く、渡り歩く、彷徨い歩く、 いそいそ、うろうろ、おずぞず、ぐんぐん、こそこそ、...
大人のための読書記録

レッジョ。原稿を再読。

以前の原稿を再読・・・ カルラ・リナルディさん(レッジョ・チルドレン代表)と佐藤学さんの対談が 7月15日イタリア文化会館で開かれました カルラリナルディさんの語り 「子どもとは何か」という問い 「子どもとは、〜ができない存在」と考えてしま...
大人のための読書記録

エチ先生。

隙間の時間を使って読んでいって一週間ぐらい エチ先生に深く感動している 憧れというか感謝というか こういう生き方を教えていただいたというか 教師をしている どういうふうに生きていったらいいかが分からなくなるときがある 先をあゆむ先輩かたがた...
ライティング・ワークショップ

綴方を読んで考えたことを言葉にしてみる

『戦後作文・生活綴り方教育論争』 『発想転換による105時間作文指導の計画化』 大内善一著 綴り方教育についての本を読んで やっぱり頭がぐちゃぐちゃになるのが自分らしいなあと思う 戦前 教科書なんて広く普及していなかった時代に 自分たちが書...
大人のための読書記録

計画と無計画の間 三島邦弘 河出書房社 2011 パート2

201 熱量を下げることに対し、きわめて無感覚な人たちを。 ●自分もそうなってしまうときがあるし、そういうことを無自覚にやってしまう人もいる。 202 最優先すべきは、どれだけ面白いか、どれだけ熱くなれるか、どれだけ夢中になれるか、そういう...
大人のための読書記録

計画と無計画の間 三島邦弘 河出書房社 2011

13 この本を読んで成功のための何かを得ることはできない。理由は明快。ぼくもミシマ社も、まったく成功者ではないからだ。 ●リーディングワークショップの本を読んでも仕事が楽になったり、子どもが急に落ち着いたりすることはない。それはまったく自分...