大人のブッククラブで生まれる3つのメリット

大人のための読書記録
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man reading book beside woman reading book

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大切な「大人のブッククラブ」

昨日は大人のブッククラブ。僕にとっては大切な会です。ここで知り合った仲間もたくさんいます。僕もこの子どもも大人も楽しめる読書活動について、いろいろなところで記事を書いたり、本を書いたりしています。

お題の本はこちら

内容については、また別で書きたいです。

 

 

本を読める

自転車通勤になって、かなり意識しないと読書時間が作り出せなくなってしまいました。それでも、ブッククラブのお題の本になれば、友達には会いたいし、読まないで参加はできないし、そして、参加するならまともなことを言いたいし。自ずと読書の優先順位は高くなります。

僕の場合、読書を、テレビを見るぐらいぼーっと行うことはできません。もちろん、読書のための時間を設けることはできず、隙間の時間を使うことになります。それでも、マークするために付箋を手にして、一人になれるところで本をめくるということが、歳を重ねるごとにハードルが高くなってしまいました。今や、ブッククラブを設定して自分の中で読書の優先順位を上げないと、読書に向かえなくなっています。

それでも、やっぱり本を読んでいるときの思考のめぐりや、新しいことと出会う可能性を感じることは、すごく好きです。僕にとって、読書は幸福感を高める一つの方法なのだと思います。

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2つ先の人とつながれる

古い知人と近況を伝え合ったりすることは、もちろん好きです。けれど、いちばんの魅力は、友達の友達と知り合えたり、ブッククラブの存在を知ったことで来てくださった方々と知り合えたりすることだと思います。

ブッククラブに来てくれるような自分から近い友達は、同質的な人が多くなってしまいます。教育観もそうだし、思考も、趣味も。それは居心地がいいのだけれど、同質的な友達は意見が似ていることが多い。ただ、友達の友達ぐらいになると、自分とはやや離れた意見をもっていることが多いように思います。そして、全く遠くない。同じ本を題材にして話すので、話題が噛み合わないということはないのですが、自分とある程度距離のある人が話す話は、自分にはない視点をもっていて、おもしろい。自分の考えに何かを加えることができたり、新しい視点をいただけたりします。友達の友達という距離感の存在は、おもしろくて、刺激的です。

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新しいことが生まれやすい

一緒に本を読んで、その人を知れて、ああこういう人たちと一緒にこの本を読んだらきっとおもしろいだろうなあと想像すると、わくわくします。次のお題の本を決めたり、個人的に一緒に本読みませんかとお誘いしたり、仲間のもってきた本を貸し借りし合ったりして、また新しいことと出会えます。もしかしたら、一緒に学びましょうとか、一緒にやってみましょうなんて、行動化できることもあるかも知れません。

自分にとっては、誰かの講演会を聞きに行った場合よりも、どこかのワークショップに参加したときよりも、何倍も新しいことが生まれやすい場になります。講演会を聞きに行くことは情報は効率的に得られるけれど受け身でしか参加できないし、ワークショップは関わっているようでどこか表面的な場合も多い。けれど、ブッククラブは他の人と完全に対等な参加ですし、一緒に読んだという協働意識も芽生えて、なにか新しい学習機会が生まれたり、行動化できるチャンスをもらえたりします。ブッククラブというちょうどよい繋がり方が、新しいものを生むように思います。

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上の黄色い本。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を貸してもらえました。冬休みの本にしたいと思います。

コメント

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