教師がもつべき5つのスタンス 前編 前向きに いろいろなやり方で 失敗からしなやかに
教師がもつべき5つのスタンス 後編 ねばり強く 相手の気持を考えて
5つのスタンスをシンボル化して子どもたち共有する
子どもたちでも分かるように、マークが作られています。上から順に、
- Optimism 前向きに
- Persistence ねばり強く
- Flexibility いろいろなやり方で
- Resilience 失敗からしなやかに
- Empathy 相手の気持ちを考えて
そして、子どもたちともシェアできるように、子どもでも分かる意味を添えて、ポスターのようにはっているようです。その表、小学生にも分かる日本語に訳して、教室に貼って実践してみたいです。温かな教室の礎となるかもしれません。
「相手の気持を考えて」を対話型読み聞かせで伝える
He Feels Like She Feels-Exploring Empathy: Window into Kindergarten
ここでは、対話型読み聞かせのエピソードを中心に、絵本でEmpathyのインストラクションをしている事例が紹介されています。
「読み聞かせは魔法」の本の補足として、このエピソードはぴったり合うと思います。
読み聞かせをもっとインタラクティブに!! 「読み聞かせは魔法!」
対話型読み聞かせの題材になっていたのはこの本。Leonardo The Terrible Monsterです。
Deeper meaning can often be found on rereads, and children love hearing books again and again.
同じ絵本を何度か読んであげる。僕は教室で、同じ絵本を読んであげるということをしたことがありません。違った角度から、発見があるということを教えるのもいいですね。物語全体を俯瞰して読むためには、再読は必要なことなのかもしれないと思いました。
When working with small children, don’t underestimate how much repetition will lead to clarity. Though the children seem to be restating, they are actually realizing.
Empathyのような難しい概念であっても、小さな子どもたちは繰り返しつかって、言い換えて、解釈して、自分たちのものにしていく。むしろ、変に簡単に言い換えてしまうことに寄って、教師がその言葉に気持ちが乗らなかったり、社会的な位置づけとは違ったニュアンスになってしまったりすると、もったいないですね。
“Friends, we are going to keep our eyes open for when we see empathy or feel empathy in this classroom and in the whole world! We will have a special way and a special place to celebrate each time we grow our hearts and our brains!”
ステキな先生の言葉。「頭も心も成長できる素敵な場所」が教室なのですね。この先生の言葉にはしなやかマインドセットがあふれています。
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