放送大学 特別支援教諭 単位認定試験の勉強法
放送大学の単位認定試験が終わりました。トミーは後期入学なので、入学を申込んだのが、8月。9月〜1月末までの、放送大学での勉強法です。
受験した科目リスト
- 特別支援教育基礎論(’15)
- 特別支援教育総論(’15)
- 知的障害教育総論(’15)
トミーはここで、特別支援教諭の免許を取得しようと考えています。3科目をパスすれば、見事免許を手に入れられる予定です。そこで今日はどうやってテストの勉強をしたかについて書いてみたいと思います。
特別支援教育基礎論に重点を置く
とにかく、一番力を入らなければならないのは「特別支援教育基礎論」です。このテストだけが他の二つよりも難しく、さらにテストの持ち込みも禁止されているため、テスト対策にとても時間をかけた方がいいです。
僕の勉強法を紹介します。
インターネットを「ながら」で聞いて地図を作る
放送大学にはオンラインで授業を聞けるインターネット配信と、テレビやラジオで聞ける放送配信があります。けれど、間違いなくインターネット配信の方が便利です。インターネット配信は、学期が始まる前からオンラインで聞くことができたので、どんどん先行して学習を進めることができました。
そして、「ながら」ができるのが最大の利点です。赤ちゃんを抱っこしながら聞いたり、ジョギングをしながら聞いたり、何かしながら聞くことができるので、育休中の自分にとってもとても便利でした。
しかし、オンラインで授業を聞くだけではとてもテストに対応することはできません。オンラインで授業を聞く目的は、特別支援教育全体の地図を自分の頭につくるということです。というのも、聞くことによって特別支援教育のキーワードや色々な内容の位置付けが分かり、特別支援教育全体がどのような構造になっているかの大体の地図を作ることができます。そこで、まずはオンラインの授業を全て聞いて、特別支援教育の大まかな内容を頭に入れてしまうと後々テキスト読むときにその内容が頭に入りやすくなります。
放送大学には Android のアプリもあって、それを聞きながらジョギングを楽しみました。その勉強の仕方で、9月から12月までの時間を使っていますが、そこであまり内容を集中的に詰め込むというようなことはしていません。
中間テストと自習用問題で聞いた内容を確認
中間テストのような提出物が11月にあるのですが、それも教科書で内容を確認しながら回答できます。中間テストを使って、耳で聞いた内容を確認することにも使っていました。中間テスト後も自習用の問題があり、それも並行して 講義の内容がどれだけ理解できたかの確認に使っていました。
単位認定試験対策
単位認定試験のテストが近くなってきた1月から、いよいよ印刷教材の内容をしっかり頭に入れることに時間を使いました。ここでもやはり重点を置いたのが、「特別支援教育基礎論」の勉強です。
1章ずつ読んで、確認テスト
特別支援教育基礎論の内容は 特別支援教育総論や知的障害教育総論の内容にも重複するために 、特別支援教育基礎論にほぼ8割の勉強の重点を置くことでも問題ないです。テキストを1章ずつ読み、3色ボールペンを使いながら大切な言葉や大切な内容について確認をしたり、中間テストや自習用教材をもう一度やったりしながら、テキスト読み進めていきました。特別支援教育基礎論のテキストを読むことに2週間ほど時間を使って丁寧に進め、知的障害教育総論や特別支援教育総論のテキストを読むことには2冊で一週間ほどしか使っていません。
過去問で理解度を確認
各授業には過去2回分の過去問も用意されています。 オンラインにあるので、必ず探してください。テキストをすべて読み終わって内容がおおよそ頭に入ったところで、過去問にチャレンジし、過去問の間違ったところを中心に復習していきました。知的障害教育総論や特別支援教育総論で学習したことが、特別支援教育基礎論でも応用できるので、どの過去問も丁寧に問いて分からなかった部分を復習していった方がいいです。
働きながらでもできます
自分は育休中にやったので、片手間でしたが、働きながらでも同じような要領でできると思います。まずは、インターネット配信で聞くことで、頭に地図を作り、テストが近くなってきたら、印刷教材を丁寧に読んで、地図に内容を組み込んでいく。通勤時間や休日を使って、十分勉強できる量です。
特別支援教育は、もっともっと多くの先生が理解し、すべての子どもたちに特別支援教育で熟成された考え方を生かした学習環境を作ってあげてほしいです。これは、特別支援教育だけにとどめておくのはもったいないもの。通常の学級でやっていこうと考えている先生にも、多くの実践上のヒントをもたらしてくれるはずです。ぜひぜひ。
特別支援学校教諭二種免許状特集 | 通信制大学・大学院の放送大学
コメント