最終章
もうだいぶ前に読み終わっていたのですが、ついに最終章です。
こんなに厚い(そして大きい)英語の本を、読み終えられたので、僕にとってはすごく自身になりました。それは、オンラインブッククラブのおかげです。
オンラインブッククラブクラブを立ち上げたいなあ。そういうコミュニティがあったらもりあがりそうです。先生たちは、本を読まないということで悪名が高いそうですから、そういうコミュニティで先生たちを盛り上げるものいいと思います。
Differentiatedとは
子どもたちの多様性に合わせて、目標や活動、成果物などに、選択肢を設けたり、活動に幅を作ったり、また学習環境を設定したりすることで、誰もが学習にオウナーシップをもち、自分のペースで安心を感じながら、自分の学習を進めることができる学び方のことです。
僕は、あと10年でこういう学び方が普通になっている社会を作るのに、何か協力できないかと考えています。
教室にDifferentiatedを導入するための6つのステップ
この章は、第1章で登場したDifferentiatedの計画書、日本で言えば指導案のようなものですが、その性質は大きく違います。こちらのほうが、構造重視、学習環境重視、プレアセスメント重視、A4一枚です。指導案は、教師の動き重視、発問や学習活動重視、事後評価重視、A44枚以上。違いすぎる…。
6つのステップとは?
- スタンダード(子どもが何を知る?何をできるようになる?)と、鍵となる問い
- 内容(コンセプト、習得する語彙、事実)と、スキル
- 活性化、焦点化、プレアセスメントのための活動
- 獲得の時間(グループで一斉に、小グループで)
- グループ活動(TAPS (Total, Alone, Partner, Small Group)、ランダム、同質同士、異質同士、興味別、タスク別、などで組み立てられる)
- 評価
☆多様性を尊重する(学習スタイル、マルチプルインテリジェンス、個人的な興味、など)
これを書き入れるのが書式になります。
本時目標とか、本時の展開とか、ない。つまり、基本的には、学習環境を設定したら、あとは子どもたちにその学習環境で大いに学ばせるというスタンスになります。A4一枚です。
この書式の具体例も紹介されています。見せたい!!でも、日本語にするのが大変なので、また今度。
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