神奈川県最高峰にただ一人、冬の丹沢 PART2

自己紹介
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最高の富士山が撮れる場所、冬の丹沢 PART1

トミーが山に登る意味

冒険すること

単に冒険がしたいんだと思います。自分を安心安全のグリーンゾーンから、ドキドキのイエローゾーンに置いてみたい。雪山は、グリーンゾーンではありませんので、自分にとっては挑戦です。挑戦者の気持ちを忘れたくないということだと思います。

自分が挑戦をし続けていると、挑戦者の気持ちが分かるし、挑戦しないで勇気ある撤退をした子どもの気持ちも寄り添えるかもしれません。大人の自分にとっては難なくできることでも、子どもにとっては本当に緊張したり怖かったりするはず。それを、親身になって寄り添うためには、自分も冒険をしなくちゃ。それが自分にとっての山登りなのだと思います。

自分に気づくこと

おじさんに抜かされると、イラッとすることがありませんか?僕もです。でも、自分のペースを守る大切さを考えます。また、すれ違う時にかけられる言葉、「どこからですか?」という自分に関心を示してくれる言葉、そういう言葉を自分も送れるかどうか、心の目が自分に向います。一人で山に登ると、何か自分の目が自分の心に向かう気持ちになるのです。

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実際のスケジュール

  • 0700 大倉バス停
  • 0918 塔ノ岳
  • 1030 丹沢山到着
  • 1100 丹沢山出発
  • 1218 蛭ヶ岳到着
  • 1243 蛭ヶ岳出発
  • 1420 丹沢山出発
  • 1514 塔ノ岳の下の水場に寄り道
  • 1730 大倉バス停

丹沢山到着

シャリバテがありながらもなんとか休憩を取ってみやま山荘に到着しました。まだ丹沢山山頂に数人しか人がいません。山荘の周りにも数人が休憩を取っているだけでした。

山荘の管理人の一人である中村さんと少し話をしました。蛭ヶ岳までトレースがしっかり付いているので大丈夫だそう。カップヌードルカレーを食べながら30分ほど休憩。中村さんに「天気がいいから無理しない程度に散歩して時間になったら戻って来ればいいんじゃない」と言うお声がけをいただき、励まされて出発することにしました。

山に来ると人の温かさが分かります。特に、人が少ない山道でのすれ違いでかけられる言葉。山荘のご主人と話す他愛もないおしゃべり。それが、あとになってすごく印象深いシーンになったりします。なぜなのでしょう。

丹沢山〜蛭ヶ岳

ここからは未経験ゾーン。途中はしごがかかる場所や鎖場、急登もありましたが 、トレースはついていて迷うことはありませんでした。道の途中一人とすれ違いましたが、それ以外は人と出会うことはなく、平日のこの時間に丹沢山から蛭ヶ岳を楽しんでいる人はあまりいないようです。途中景色のいいところで写真を撮りながら進み1時間30分ほどで到着しました。

念願の蛭ヶ岳の頂上。誰もいない。神奈川県最高峰の山の上にいま自分一人しかいません。

眼科には丹沢の主役が広がっています遠くに見えるのは宮ヶ瀬が見えます。ここまで来ないと丹沢の裏側は見られません。美しい風景でした。

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蛭ケ岳山荘の管理人さんと 山バッチを買ったついでにお話をしました。今日は数人しか山荘を訪れていないそう。また、一週間ぐらいこの山荘で一人で滞在するそうで、そういう生き方も面白そうだなと、思ってしまいました。タブレットを管理人さんが持っていたので ひょっとしたらインターネットは使えるのかな。

蛭ヶ岳山荘

丹沢山荘に戻る

丹沢山荘の中村さんの励ましの言葉がなければ引き返していたかもしれません。中村さんにお礼も兼ねて道の状況などを報告しようと思って、みやま山荘に立ち寄りました。みやま山荘はとても綺麗な山荘なので、いつか子どもを連れて泊まりに行きたいと思います。

みやま山荘 | 丹沢山 1567mにある山小屋です
丹沢山 1567mにある山小屋です

尊仏山荘近くの水場は寄り道するべからず

みやま山荘の中村さんの話の中で尊仏山荘の近くにある水場の話になりました。そこで、時間にも少し余裕があると思って、塔ノ岳の近くにある水場に寄り道することに。尊仏山荘に「あと0.3 km」という看板があるのですが、その数字に惑わされて近くにあると思ったら大間違いです。水場までは相当急な斜面を降らなければならず、寄り道程度で近寄ると後悔すると思います。

水は凍らのにチョロチョロと出ていましたとても澄んでいる水で美味しかったです

バカ尾根下る

塔ノ岳を過ぎたら残りは大倉尾根を下るだけになります。この大倉尾根を降りることに相当の体力を使います。ふくらはぎ、太ももの筋肉が相当イキます。途中路面が凍っているところが何箇所もあり軽アイゼンは必要ですので、雪が見えなくなるまで軽アイゼンは取り外さずに歩く方がいいです。転びます。

大倉バス停到着

結局大倉バス停に着いたのが17時30分頃になりました。丁度太陽が 沈む時刻ぐらいです。

とても疲れましたが目標の蛭ヶ岳まで到達できてとても満足しています。来年度はどんな山にチャレンジしようか楽しみです。

 

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