ブロックチェーンを勉強する時間ある? 代わりにまとめます。

金融教育
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最近もう少しブロックチェーンの本やブログを読み進めています。

この画期的な技術をここでもう少し紹介したいと思います。

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トラストレスな仕組み

つまり、相手を信頼しなくても良い仕組みということです。

聞こえは悪いですが、一定のルールのもとに動くので、相手が見えないところにいるインターネットの世界では、必要な仕組みになります。

普通の商売ならば、相手がお金を払ってくれるのか、正しい商品を受け取れるのか、心配になるので、相手が信用できるのかどうかを判断します。場合によっては仲立ちを作ったり、間に会社を挟んで、正しく商売ができなかったときには、仲立人や会社に責任を取ってもらうという方法を取ります。

そうなると、手数料や手間が余計にかかったり、中間に立つ会社(アマゾンでも、不動産屋でも、銀行でも)に依存する形になり、その会社がうまくいかないと商売もできないという状態になってしまいます。

ブロックチェーンは、分散型台帳なので、中央で仕組みをコントロールしているものがありません。しかも、情報はオープンになる。だから、改ざんがほぼ不可能です。そして、分散しているということは、中央で情報を独占して稼いでいる人や会社がいないということ。

それでも、ブロックチェーンの技術を使って、相手がしっかりお金を払い、商品が届かないとお金が払われない仕組みになっています。つまり、ブロックチェーン技術の上に乗っている以上、その仕組からは逃れられないので、トラストレスな関係になるということなのです。

インターネットの世界で、さらにブロックチェーンが進めば、個人と個人が結びつくので、トラストレスというメリットは、欠かせないものとなります。

お金ではなく、直接価値を交換する

価値の交換は、個人と個人の間で行われる時代になります。つまり、現実世界でも、オンラインの世界でも、これからは物々交換が活発に行われます。

例えば、電子書籍を売ったり買ったり、電子書籍を貸し借りすることも、ブロックチェーンの技術を使って、可能になります。データならば、とても簡単にブロックチェーン上でやり取りができるようになる。そうなると、Kindleは今のままではビジネスが成り立たないということになります。

また、ゲームなんかもそうです。例えば、僕の持っているドラクエの「はがねのつるぎ」と誰かの「どくばり」を交換するとか、もしくは、ドラクエの「はがねのつるぎ」とFFの「エクスカリバー」を交換するとか、もしくは、電子書籍と交換することも、同じブロックチェーン上であれば可能です。ゲームの中だけでゲームが完結しなくなります。

また、ゲームの中でお金を稼いでアイテムを買い、そのアイテムを高値で他の人に売って、ゲームの中のお金を現実の世界のお金に変えるということもできます。

たとえば、現実のお金を使ってゲームのお金(トークン)を買う。それで、ピカチュウを買う。ピカチュウを育てて、ライチュウにする。ライチュウを結婚させて、ピカチュウをたくさん産ませる。そして、育ったライチュウやピカチュウを世界中の誰かに売り、トークンを得る。そのトークンを現実のお金に変える。

トークンを使って、ゲームの中で、ビジネスができてしまいます。こういうのをトークンエコノミーといって、自分でトークンをつくって、経済圏を作ることも可能になります。

そういうことは、もう現実に起きていて、ゲームの中の商店街で、いろいろな物を買ったり売ったりできるのと同じようなことです。

ゲーマーという職業が誕生し、トレーダーのような仕事をすることになると思います。

作家の時間に応用して、作品を投稿したり、よい作品には賞金としてトークンがもらえるような仕組みにして、子どもがトークンを得て、それでトークンを使って教材や本を買えたりするような仕組みがある。なんておもしろいかも。

そういう経済圏を、技術があれは作れてしまうわけです。

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マイクロペイメント

自動販売機でクレジットカードが使えないのは、おそらく、品物に対して、送金コストや利用料が割高だからです。

ブロックチェーンが進めば、少額の決済でも送金コストや利用料を気にせずに使うことができるようになります。

たとえば、IoTでトイレにトイレットペーパーや洗浄剤が切れたら、自動で発注するようにできます。この際に送金コストの安いブロックチェーン技術を使います。

また、僕のブログを1ページ読むのに、1円支払うようにして、先生をリタイアしたら在宅で働くという手も、マイクロペイメントが進めば可能です。

ブログから収益を得ている人は、広告収入の人が多いですが、広告収入はサイトを見づらくしてしまいますし、質のよくないものもあるので、これからは下火になってくるんじゃないかな。

今までは、ネットの情報は無料のイメージがありましたが、これからはよい情報にはお金がかかるのではないかと思います。価値ある情報には、お金を支払って、自分のものにする。その仕組みに、不正コピーなどのズルはできない。

組織に属さないで働くフリーランスが増えていくのも、当然の流れになります。

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