雑誌「社会教育」の2021年11月号に記事を書いたのですが、その「ブッククラブというライフワーク」が、1年間で最もよかった記事を選ぶ「社会教育アワード」にノミネートされています!!
自分でも、驚きです。小学校の時に苦手だったものは、鉄棒と裁縫と、作文でした。(読書も)
あの頃の自分に、全然大丈夫と言ってあげたい。
下のリンクから、僕の記事をクリックしてもらえれば、無料で読めます。
ぜひ、読んでいただき、おもしろいなあと思われた方は、清き一票、さらにシェアしてもらえるとありがたいです。
ブログを書きたくないけど、雑誌ならおもしろいかも
この記事は、確か、公認心理師試験と『改訂版 読書家の時間』の執筆とで、とても忙しい時に、某新さんからお話をいただいて、図書館でがんばった書いた記憶があります。
「タイミングわるーい」と思いましたが、『社会科ワークショップ』のオンライン・ブッククラブにいくつか招待されて、これはすごいなあとブログに書こうと思っていました。けれど、ブログのやる気が全然なく、書くことが億劫になっていたところで、雑誌の記事の話をいただいたので、だったらと重い腰を上げたところでした。ちょっとでも『社会科ワークショップ』の宣伝になればいいかなあと。
多層化された読み、拡張された読み
そのいくつかの『社会科ワークショップ』オンライン・ブッククラブのうちの一つが、池谷さん主催のもので、「ブッククラブというライフワーク」の概要が生まれ出たきっかけになりました。「読む」という行為が、オンラインによってかなり拡張されているということです。多層化された読むという行為が、まるで人の営みの縮図であるかのよう。というのは、過言ではなく、本当にそう思います。池谷さんから、多くを学んだわけです。
世代の交差点としての読み
松村さんも大切なメンバーである、「大人のブッククラブ」は、始まってからもうだいぶ経ちました。教育界のビッグネームも色々な人が立ち寄ってくれましたね。『ティール組織』の嘉村さんをお招きしたブッククラブは、本以外にもオーディオブックなども読み込んで参加し、僕の周りの教育界のさまざまなレイヤーの人が集まってくれたので、「ティール」と「教育」がかけ合わさって、とっても面白い思考実験となりました。
んで、大学生である松村さんのお嬢さんをインタビューしています。若い人にとって、ブッククラブというものはどう映るのか、気になったのです。本を読むという、属人的な営み100%で、あまりライトではないかもしれませんが、本を読むことを通じて、その人を知るというのは、アリなのではないかと思っています。(そんなに知りたくない、知られたくない、というのはありそうですが。)
余談ですが、僕は前々から、学校以外でも、福祉施設とブッククラブは相性がいいいのではないかと考えていました。おじいちゃん、おばあちゃんがブッククラブやったらいいんじゃないのかなあと。老眼だとしんどいかなあ。絵本でも全然問題なく楽しめると思っています。これも誰か詳しい人がいたら、コラボしてみたいです。ご一報ください。
『改訂増補版 読書がさらに楽しくなるブッククラブ』
『改訂増補版 読書がさらに楽しくなるブッククラブ』でも、僕が頼まれたコラムを書きすぎて、章になってしまったということがありました。第6章の『ブッククラブヘの「かかわり方」と「学び方」』です。「社会教育」の記事がおもしろいと思われたら、こちらも関連内容で、楽しんでいただけると思います。
ブッククラブ、やってみませんか?
ブッククラブは、一人孤独に本を読む(基本僕は一人で読むのが大好きですが…)というイメージではなく、本を通じて、考えたり、記事を書いたり、実践したり、友達を作ったり、プロジェクトを立ち上げたり、世論形成したりと、幹が太く、枝葉を豊かに広げられる活動であると思います。皆さんも、せっかくなので、無料で記事を読んでいただいて、ブッククラブの魅力に気づいていただければと思います。
大人のブッククラブもやっています。よろしければ、どうぞ。
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