トミー

ライティング・ワークショップ

ライティング・ワークショップは進む

今年度初の、ライティング・ワークショップの出版をしました。子どもたちは、社会科や国語で書いてきた作品を出版する子もいれば、この4・5月号のために書き下ろした子もいます。どれも力作ぞろいで、ざっと目を通しただけでも、子どもたちの個性が溢れ出て...
大人のための読書記録

学校って何だろう―教育の社会学入門 (ちくま文庫) [文庫]

p44 教室の向きが決まった空間の中で行われる、人と人との関係は、このように〈見るー見られる〉という形になっています。そして、その関係の特徴は、コントロールする側とされる側の関係ということにあるのです。 ●ため息。でも、自分もそうだから。教...
大人のための読書記録

プレイフル・シンキング 上田信行

29 ①プレイフルとは、真剣に向き合うこと ②プレイフルとは、柔軟であること ③プレイフルとは、協調のためのエンジン ④プレイフルとは、現実できそうな予感にワクワクすること ●①はコミットメント、②は計画と無計画の間、③プレイフルでないと協...
大人のための読書記録

菊池先生の「ことばのシャワー」の奇跡 菊池省三 関原美和子 ブッククラブ

ことばの力を信じて突き詰めていった実践である 思考のツールであるし、教室の空気を作るツールでもある言葉を 子どもたちがしっかりと自分のために使えるようになるために 教師はどのようなスタンスで子どもたちと向き合って言ったら良いかを 実践という...
子どものための読書記録

井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法

この本は読書メモでは伝わらないなあ。良さが。 2 国民学校の生徒も先生たちから、「君たちも長くは生きられないだろう」と言い聞かされていました。「…二十歳前後というのが君たちの寿命だ。」 ところが、あの8月15日を境に、何もかもが変わった。「...
大人のための読書記録

菊池先生の「ことばシャワー」の奇跡 生きる力がつく授業

28 「好きか嫌いか」「オモシロイかムカツクか」といった二極化した感情しか表せず、クラスの仲間に対しても、「敵か味方か」という極端な人間関係に振り分けてしまう。 ○まさに、本田恵子先生が言われていたとおり、感情の両極端の中間にある言葉をたい...
ライティング・ワークショップ

物語という形式を通じて子どもは世界を捉えようとしているという仮説

前回のポストの続きです  子どもの発達に物語を書くことが重要なプロセスなのではないかということを書きましたが、これを着想するに至ったのは、ある人との出会いがあります。以前書きました北海道の中学校の先生である山崎先生との話です。  絵は子ども...
ライティング・ワークショップ

ライティング・ワークショップをノンフィクションに限定するメリットと、物語は発達のプロセスなのではないかという仮説

このまえ、友達がライティング・ワークショップについて教えてときてくれたので、2時間ぐらいペラペラと話しました。その時に考えたことを文章にしてみます。 ライティング・ワークショップで、今年1年間はノンフィクションに限定してきました。いちばんの...
リーディング・ワークショップ

『ブッククラブ』のセリフリフレクション

先日、あるあるの会でブッククラブのブッククラブを行いました。  わたしも写真で出演しているので、この本でブッククラブができることは嬉しいなあと思いました。  子どもたちと同じように、ブッククラブのあとのセルフリフレクションをやろうと思って、...
子どものための読書記録

「けんぽう」のおはなし

井上ひさしという人はまさに教師だと思う 自分が伝えたいことを熱心に伝えている その基本的なことを忘れないようにしたい