借り暮らしのアリエッティお薦めします

子どものための読書記録

海老名のTOHOで『借り暮らしのアリエッティ』を見てきました

メアリー・ノートンの原作も1巻だけ読んだのですが
ジブリの作品は原作にジブリらしさをうまく加えたような新しい作品になっていました
原作の舞台はもちろん海外ですが
ジブリの方は電話も黒電話だったのでちょうど20年前ぐらいの日本に見えます
おうちやお庭は映画『西の魔女が死んだ』の世界観によく似ています
アリエッティのお父さん(ポッド)が
すごく寡黙で尊厳のある父親と言う感じがしたので意外でした
原作を読んだ時はそんなイメージではなく
父親らしいけれど愉快な感じを受けていたので
まずここでびっくり
一方でアリエッティのお母さん(ホミリー)は原作のイメージとほとんど同じ
おうちの家具のディティールなんかは原作の方がしっかり表現されているように感じました
まさ借り暮らしという感じ
まあアニメーションに起こすと難しいところもあるんだろうなぁ
けれど
アニメーションだからこそ小人の世界がうまく表現されているところもありました
ティーポットから出てくる紅茶の滴なんかはとってもおもしろい感じです
アリエッティが団子虫をボールみたいにして遊んだり
蟻を追い払ったりする所は小人っぽくておもしろいです
アリエッティと仲良くなる人間役の男の子は
たしか原作では病気ではなかったような・・・
ジブリだと心臓病で静養に来ている設定です
翔という少年はとっても儚い感じ
元気なアリエッティと対比してとっても静かな少年に見えます
ジブリらしい猫が出てきます
ネコバスのようにけっこう気になる存在です
悪い奴かと思ったけれど最後はいいやつでよかった!!
一番肝心のアリエッティは
ジブリの女の子っぽい活発で利発な感じですごくいいです
髪を結わえたりほどいたりする所で女の子らしさを感じて
おもわずかわいいなぁと思ってしまいました
原作とかけ離れすぎていてがっかりしてしまった「ゲド戦記」と違って
「借り暮らしのアリエッティ」はジブリらしさとうまく調和してとってもよかったです
お薦めします
ちなみに
予告で「カラフル」がやっていました

プラプラのイメージが全然違くてびっくりした
おれのプラプラのイメージは結構死神っぽい死神だったから
ドラキュラみたいなイメージ
けれど
映画のプラプラは少年でした。
イメージって勝手なんだなぁ

コメント

  1. だちか より:

    「借り暮らし・・・」、いいんだね!
    夏休みに見にいこうかな♪

  2. トミー より:

    ぜひ行って!!
    感想聞かせてください
    カラフルも見たいよね
    宮崎あおい出ているし

  3. だちか より:

    カラフルも見たいですね!
    宮崎あおいかわいいし♪
    でも、原作読んだことないなあ

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