プレイフル・シンキング 上田信行

大人のための読書記録
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①プレイフルとは、真剣に向き合うこと
②プレイフルとは、柔軟であること
③プレイフルとは、協調のためのエンジン
④プレイフルとは、現実できそうな予感にワクワクすること
●①はコミットメント、②は計画と無計画の間、③プレイフルでないと協調はない、④見通しとその不確実性、言い換えば可能性
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●こういうのは常設掲示だね。力がある。
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あなたがその仕事を「おもしろくない」と感じているだけであって、「おもしろくない仕事」が存在するわけではない。全ては「見え方」の問題。
●まあでも、そう信じてやきもきしながらやるよりも、割り切ったほうがプレイフルな場合もある。
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全体における位置づけや意味合いが明確になったときに、この活動を通して何を学べばいいのかが理解できる。
●金曜日の松永昌幸のお話につながる。自然の学びには、学びのプロセスといわれるものに抜けやオチがない。けれど、これが学校や研修などの特殊な学びになると、問題場面の気付きや、問題場面の解消が抜け落ちてしまう。つまり、体験学習のウエーブの、体験と振り返りの連結部分がごっそり抜け落ちるというイメージかな。自分のイメージでは、問題解決学習にはじまりも終わりもない。全てのステップはつながっている。体験学習ウエーブのように。恣意的に学びを取り出すから、学習が孤立してしまう。
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「メタに行こう!」…「僕たちはいまどういう状態なのか」「プレイフルな状態だろうか?」「何で躓いているのか?」メタ視点で考えてみる。
●視座の転換
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大切なのは、「自分が納得行く目標」をもてるかどうか、「これならがんばってやってみたい」「これだったら楽しめそうだ」と思える目標を設定することが大事である。
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「3年後こうなりたい」「5年後こういう仕事をやりたい」といったような、あなたが成長するための長期的な学習目標をあなた自身で設定してみる
●こういうのは学校では軽視されている。与えられた目標を、粛々とこなす子どもを育てている。だから、子どもに、学習の目標や国語の目標を聞いてみても、そんなことを考えたことがないという。目標は自分で作るものではなく、与えられるものだと勘違いしている。勘違いというか、骨の髄まで染みこんでしまっていて、考えるエネルギーが欠乏している。それは、今まで考えてきても、環境に対して影響を及ぼすことができなかった体験から、経験としてサビのようにこびりついてしまっている。かわいそうに。
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体験の意味を振り返り、その意味を自分の中で構造化したり再構築したりすることで、「腑に落ちる」とか「分かる」といった状態に昇華され、経験として「身につく」のである
●体験と経験の違いを明確にする。それにしても、構造化とか再構築とか、日本語訳はもっといいものはないものだろうか。だんだん慣れてきているけれど。
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ジャズの即興演奏は、まさにインプロビゼーションだ。
●その通り。落語とかも。学習も。インプロをもっと大切にした指導案ってないのだろうか。矛盾か。
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僕たちが「失敗」と名付けているものは、実はある時点での「現象」にすぎない。本当の失敗とは、その時点で前に進むのをあきらめてしまうこと。
●これは常設掲示もの!!つまりは、殿堂入り。このタグはそうとういいな!
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ロッケンロール
●これはどこかでやってみたいなあ。
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アウトプットは必ずしも完成形である必要はない。
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プレゼンテーションとは、その後に起こる議論のための材料や話題提供であり、議論のベースとなるフレームワークや考え方の提示である。それをもとに、オーディエンス(提案を受ける人)も交えて議論し、気づきや発見を生み出すような創造的な協働作業である。
●ああ、これこれ。これは大切。
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憧れの最近接領域
●こういうのがないんだな、最近。年取ってきたな。でも飢えているから、大丈夫。
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人には「自分はここまで行ける」という境界線が存在し、その境界をどこまで遠くに動かせるかを常に実験している。testing boundary
●その通り、なんでもそう。それが楽しい。ひどいのは、境界線をどっかの誰かが勝手に無意識に決めてしまって、それに服従していること
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パスタに埋もれたキーワードを見つけた相手が「これはどういう意味ですか?」と質問してくることもあり、インタラクティブなコミュニケーションにもつながりやすいのだ。
●手品師が種明かしをするように、ファシリテーターが手の内を明かすように、
●こういうのが楽しいよなあ。こういうのはまだ俺にはないなあ。余裕が無いからできないんだなあ。
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●ドキュメンテーションをもっと大切にできないだろうか。
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