『改訂版 読書家の時間』が2022年6月23日に発刊されます。
「もっと詳しく知りたい」や「試し読みしたい」という方のために、旧版『読書家の時間』に掲載されていた3つの章と、今回新しくまとめた「中学生向けおすすめ本リスト」を、無料でダウンロードできるようにしました。
『改訂版 読書家の時間』の価格を据え置くことや、読みやすい本の厚さにすることなどにより、惜しむらくは、ダウンロード版になりました。けれども、掲載された他章と同様に、内容は全てチェックして、新しい内容に改訂したり、必要な内容を追記したりしています。また、本の体裁を統一することで、印刷しても違和感のないようにしています。無料とはいえ、手間は惜しんでいません。
旧版『読書家の時間』のダウンロードはこちらから
旧版6章 ガイド読み
ガイド読みは、ひたすら読むの時間に行う、教師の指導形態のひとつです。共通する課題がある子どもや、同じ指導を行いたいグループなどをまとめて集めて、教師のガイドを行いながら読み進めていきます。教師は、「ガイド読み」や「考え聞かせ」などの戦術の引き出しを多数持っておく必要があります。
旧版9章 年間計画
年間計画の視点は、読書家の時間を1年間運営する上で、とても大切です。見通しを持った道標を持っていれば、子どもの中だるみや寄り道にも、余裕を持って対応することができます。また、ブッククラブやブックプロジェクトなどを、意図を持って配置することができます。読書家の時間をただのイベントで終わらせないために、戦略が必要です。
旧版10章 教師の変容
読書家の時間を始めたばかりの人、なかなかスタートできない人、本当にこれでいいのかと迷った人、僕も初めはそうでした。いろいろな葛藤がありました。その思いを、この旧10章に詰め込んで、表現しています。『読書家の時間』で、この章が印象に残っていると言ってもらえることが多いです。『改訂版 読書家の時間』では、中学校での教師の変容を意識したストーリーがあり、こちらもおすすめです。
旧10章 教師の変容
中学生向けのおすすめの本リスト
中学生向けおすすめ本リスト
フェイスブックページもどうぞ
プロジェクト・ワークショップのフェイスブックページを始めました。社会科ワークショップのグループに、『読書家の時間』や『作家の時間』など、僕たちプロジェクト・ワークショップに関係する情報を発信できれば良いと思っています。また、実践者の方々が実践共有できたり、相談もできたりすると良いです。お気軽にご参加ください。
オンライン版『読書家の時間』でお世話になった方々の紹介
今回、得体の知れないオンライン版とのハイブリッド出版を、『社会科ワークショップ』と同様に進めていただいたのは、新評論の武市一幸さんです。いつも、本当にありがとうございます。『社会科ワークショップ』も試読できますので、こちらもどうぞ。
また、「株式会社フォレストさん」には、旧版の原稿からの改訂作業から、『改訂版 読書家の時間』と同じ書式で読みやすくしてくださったりと、たくさんのご協力をいただきました。僕の持っている新評論の本は、ほとんどフォレストさんの印刷所から生まれたものでした。このオンライン版の作成並びに、これまで多くの素晴らしい本で僕の教師人生に多大なる恩恵を与えてくださった株式会社フォレストさんに、この場を借りて御礼を申し上げます。
コメント
[…] その冨田先生のブログでは、改訂版にあたって削除されてしまった章などが載っているので、こちらもチェックしてください。 […]