大人の社会科見学

本は安いと思いませんか? 本づくりツアーから見る本への敬意

「本」というと、「何が書かれているか」という本の「内容」についてや、「何を思って書いたのか」という「筆者」について論じられることが多いと思います。けれど、「本」それ自体について考えたことはあったでしょうか? 長年、私は本と関わる仕事をしてお...
大人のための読書記録

改訂新装版 テレジンの子どもたちから

『改訂新装版 テレジンの子どもたちから』 新評論の武市さんから、突然この本が贈られてきました。自分では絶対に手に取らない本です。これも何かの縁だとうと思って、紐解いていきました。セレンディピティとは、こういうものなんだと思います。 テレジン...
思い巡らし

映画『MINAMATA-ミナマタ』を見てきました

MINAMATA-ミナマタを見てきました 初めて5年生の水俣病について教材研究したのは、15年くらい前のことになります。横浜市中央図書館には、水俣病の古いドキュメンタリーのVTRが保管されていて、それを初めて見た時に、衝撃を受けたことを覚え...
公認心理師

第4回公認心理師試験を受けてきました

第4回公認心理師試験 区分Gで受験 9月19日(日)に公認心理師の資格取得のための試験を受けてきました。第4回の区分Gという枠での受験です。 教師で公認心理師を持っている人は、まだそれほど多くないと思いますが、職域とかなり重なっているので、...
大人のための読書記録

宇野重規『民主主義のつくり方』

宇野重規『民主主義のつくり方』との出会い きっかけはこれ 若林恵さんを、ちょっとシニカルでかっこいいなあと思っています。 こちらをいつも試聴させてもらっています。 「あなたの授業は民主主義でない」  民主主義といえば、「あなたの授業は民主的...
社会科ワークショップ

『社会科ワークショップ』9章・13章

試読版 ダウンロードはこちら 上の2つのリンクから、『社会科ワークショップ』で載せられなかった2つの章のダウンロードができます。 「第9章 もうひとりの教師ーー学習環境」の内容 9章では、社会科ワークショップを行う上で、大切になる教室内外の...
ワークショップ

ワークショップは学力格差が増してしまうのか?

「教育格差」松岡亮二 を読んで 「教育格差」という本を読みました。僕自身は、ワークショップの魅力を伝える側に立つことが多いので、どうしても個別化のような平等よりも自由を重んじる教育観に立ってしまいます。平等と自由は決して二項対立ではないです...
大人のための読書記録

負動産時代 マイナス価格となる家と土地 (朝日新書)

成長し続けなければならない呪い 土地の値段が右肩上がりで続いていくことを前提にして法整備がされている日本。 これって、教育や子ども取り巻く今にも、当てはまるように思います。 土地を捨てる 例えば、固定資産税ばかりが発生して価値を生み出さない...
大人のための読書記録

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

この本で読めること この本で読めることは、多様性の生々しくリアルなイギリスの現状。それを恐れることなくストレートな眼差しで入り込んでいく、筆者とその息子さんの話である。ノンフィクション。 ぼくの友達が、「これは近い将来の日本の姿だ」的なこと...
大人のための読書記録

この世界の片隅に

アニメ映画がおすすめ ぼくはこの本の周辺に様々な議論が起きていることを知っているけれど、それでもなお、やっぱり読んだほうがいいと思ったので、メモしておきたい。 アニメを見て、マンガ3冊を読んで、もう一回アニメを見た。増補版の映画は見ていない...