まず子どもたちはテーマを決めます
先生とのカンファランスをして決定しますが
自分が興味があり調べてみたいと思うものでないとよい学習ができません
勉強ごっこではだめなのです
今の自分が欲している情報を自分の力で得ることが大切
注:そういった意味では
ブックプロジェクトはごく普通の作家の時間や読書家の時間で
その子が情報を欲したその瞬間からスタートすることがベストですね
けれどまずは学び方を習得するという点では十分価値があります
子どもたちが選んだテーマ(最終的には)
太陽系の惑星のちがい
冬には、どんな星座があるのだろう
日本のお金の歴史と今
外国のお米の種類
じょうずに絵を書けるコツは何か
お田信長はどんな事をした人?
カメの病気はどんなのがあるか
松坂選手について
そうだったのか!!クリスマス伝
ココがスゴイ!!オリンピックのヒミツ
フクロウの体の仕組み
しんだい特急はなぜ引たいするのか
おかだじゅんさんは本でどんなことを伝えたいのか
埼玉西武、中島裕之は今までどんな道を歩んできたのか
星座の神話はどんなのがあるのか
どの新幹線が一番速いか
今年の日本シリーズのMVPはなぜ今江なのか
どうやって鉄道が誕生したのかな
バイオリンの音色とそざいのひみつについて
どういうふうに水彩画を描くのか
私が調べた絵をうまくかく方法
内田篤人はどのような道を歩んできたのだろうか
どうやって野球は始まったのか
魚の泳ぎのひみつ
3Dはなぜ立体的に見えるのか
馬の調教はどんな事をするのだろう
ツルはどのように生きているか
家でかいやすくて頭のいい犬種はどんな犬種だろうか
マラドーナの歩み
羽田空港国際線ターミナル開業のメリット
阪神淡路大震災はどんなひがいをうけたのか
さくらんぼはどのように作られるのか
みんなが気にいるパイナップルの種類
ピアノの歴史について
足の速い動物
セミはどこが住みやすいのか
プレミアリーグはどんな歴史か
ノウサギとかウサギの特ちょうとは
かわいいねこの種類は何種類だ
神奈川県はどんなお米を生産しているのか
太陽という星はどんな星か
もちろんテーマは途中で変わっても構いません
調べているうちにこっちの方が自分は興味があるとなったり
まったく違うものがしたくなったということは
子どもには結構あることなのでテーマで縛る必要はありません
流れ方は基本的には作家の時間(ライティングワークショップ)と同じです
子どもたちは基本的に大きなサイクルの流れの中で学習を行い
全員が同じことするようなことはしません
取材のメモは基本的に読書家ノート(読書家の時間のリーディングログ用ノート)を使いました
下書き・修正・校正は作家ノートで行っていきます
2冊のノートを使うとややこしいと感じる子がいるかもしれませんが
読書家ノートを見ながら作家ノートが書けるというメリットもあります
この辺も教師がお手本を見せる一方で
自分で決めるというスタンスが大切だと思います
ブックプロジェクトをするために次のようなミニレッスンをしました
○本を読んで書く(本をたくさん読んで書いた方がすばらしいプロジェクトなこと)
○はじめーなかーおわりのような読みやすい構成で書く
○接続詞や構成を示す言葉(まず、はじめに、つぎになど)を使う
○読者に問いかける文章を入れる
○取材をして読書家ノートに記録する
一回で終わるのではなく数回のシリーズでやりました
期間は1月間ぐらい
2本のプロジェクトにチャレンジした子もいました
コメント
nice idea, thanks for sharing...