うちの子の学校の異学年交流がすばらしい
うちの子供の小学校の異学年交流は本当に魅力的です。
1年生と6年生がペアになって交流や行事を進めていきます。例えば、その良さがよく表れていると思える行事は、運動会です。
6年生が1年生に教える表現運動の魅力
運動会では、各学年の表現運動はありません。1・6年、2・3年、4・5年というように、ペアで表現運動を行います。
6年生は1年生にしっかり教えます。個人と個人が結び付くように、ペアが決められていて、1年生が6年生に手取り足取りしっかり教わる時間を取られます。6年生も体の動かし方をしっかり覚えて、やさしく教えていきます。
昨年の1・6演技も感動的なものでした。僕は6年生の演技が素晴らしいということに感動したのではなく、6年生がすごく親身になって、一年生に優しく教えてあげてここまでたどり着いたんだなということが分かり、その優しさに感動したのです。
6年生の演技がすごい、ではなく、6年生の優しさが伝わるシステム
運動会で演技の素晴らしさに感動するのが普通の運動会ですが、6年生の優しさに感動する運動会になるように、学年始めから設計されているのです。異学年交流のシステムが効果を発揮しています。
1年生の保護者であった父親である私も、6年生のペアの子の名前を知っています。顔も分かります。なぜなら6年生のペアの女の子が、うちの子の学習の様子、学校の様子、頑張っている姿などを、手紙で書いて送ってくれるからです。そして、私達も保護者も、自分の子のペアの6年生の子に対して、「ありがとう!よろしくお願いします」のようなお礼のお手紙を書きます。
小さな関係を深めていく
自分の子を応援すると同時に、その6年生もペアの女の子も自然と応援してしまうシステムが成り立っています。よくありがちな異学年交流は、6年生が先生になってしまいます。6年生が先生になってしまうのではなく、より近いお兄さんお姉さんになるためには、ペアやトリオのように、しっかりと小さな関係を深めていくことが大切です。6年生を先生にしてしまわない異学年交流を考えていきたいと思います
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