町田市図書館研究会でRW。

リーディング・ワークショップ

町田市の図書館研でプレゼンをしてきました
リーディング・ワークショップの実践の片鱗をお伝えしてきました
アメリカでは実践が進んでる手法を
日本の枠組みの中でどのように形にしていくかは
楽しみもあり苦しみもあり
丸い粘土を四角い箱のなかに押しこむようにして
5年間も実践を続けてきました
できていること、できていないこといろいろ自分でも整理できました

簡単に言えば
目に見えやすいものは実践するのは簡単でした
目に見えにくくなればなるほど実践は難しくなります

読書環境を整えること
ノートに読書を書き留めること
ブッククラブをやってみること
本を読むことの素晴らしさを語ること
本や作家をおすすめすること
実勢に目に見えたり
具体像をイメージしやすいものはとっつきやすいです

一方で
カンファランスを通じて子どもの読みの状況を見とること
適切に自己評価の場(チェックシートの試作は完成)を設定し振り返りを継続的に行うこと
効果的な読みをもっと意識し明確にすること
教師の体面だけの授業でなく自立的な学習者を育てることに時間を使うこと
あらゆる方法を使って効果的な助言を継続的に行なっていくこと
カンファランスメモをとること
目に見えにくかったり具体的なイメージをもてていないことについては
自分の実践はまだまだ甘いなあと振り返ります
まだまだ先は長いなあと

けれど
リーディング・ワークショップは実践している方も少ないですし
ハウツーではなく教育観で
そこから生まれるものもそれぞれに個性的なので
もっともっと自分自身も学べたらなあと思います

ご参加された校長先生から
温かいエールもいただき励まされました
部外の若い教師に熱い言葉をいただけて嬉しく思います

やっぱりグループインタビューの子どもたちの声には力があるなあと思いました
本当は20分×5グループぐらいの量があるので
それを全部聞くだけでもいろいろ考えさせられます
今日紹介したインタビュー(合計10分ほど)以外の声もたくさんあるわけで
もう一度振り返らなければなあと思いました

(自分の授業の時間の使い方の中でも何が自立的な学習者を育て
何が依存的な学習者を育てているのかを
冷静な目で精査しなければならないなあと思いました
やらないものを作ることが
新しいチャレンジのエネルギーになるのは自分だけでしょうか
余白を作る(もっと子どもに任せる、やらなくてよいことはやらない、効果の見えないものは思い切ってやめる)ことこそがいまの自分のやるべきことのような気がします)

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