大人のための読書記録

大人のための読書記録

クラスも教師も自立する「質問づくり」  子どもたちの学習の自立化に教師はどれだけ備えられるか

[本を読んで一行ダイジェスト] ○質問できるようになることが、人を育てることになる。 ○質問する機会を与えるというレベルでは収まらない。 ○質問を作ることを学習の主軸に据えるということ。 ○質問をしないということは、教師のために学習をしてい...
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風神雷神はなぜ笑っているのか (対話による鑑賞完全講座)読み終わりました。

今までリーディングワークショップを通じて、学習者中心主義的な手法の考え方やその実際を聞きかじってきましたが、この本はそれを美術教育や鑑賞の立場から説明しているので、同じ理想の考え方を、今までとは違う美術の言葉で語られたものとして、新鮮な印象...
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すべての創りだした意味は、鏡の中の自分 「風神雷神はなぜ笑っているのか」

「風神雷神はなぜ笑っているのか (対話による鑑賞完全講座)」 次回の「大人のブッククラブ」の本は、「風神雷神はなぜ笑っているのか (対話による鑑賞完全講座)」です。僕は読むのが遅いので、厚い本ですから早めに取り掛かろうと思って、今週から読み...
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続 『18分集中法』

青ちゃんに引き続き自分も『18分間』やってみています。 やった後成果があったので書きますが、すがすがしい気持ちです 時間を区切ってやるということを先輩に言われてやったことがありますが やっぱり成果があるんですよね 本の中には初頭効果と終末効...
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勉強するのは何のため?

こんなものを書きました。 最近、『勉強するのは何のため』(苫野一徳 日本評論社 2013年)という本を読みました。誤解を恐れずに一言で説明すれば、この本の作者は、<自由>になる力をつけるために学び、学校は<自由>をお互い認め合える力を育むた...
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『受けてみたフィンランドの教育』の教育観

ランディング・ワークショップで先生も書いています ライティング・ワークショップで2月に1度ほど出版をしています。今回も自分が書いたものを載せました。 今回は時間もあまり確保できず、出版の声掛けも今一つだったので、ネタはあるのに時間がないとい...
ライティング・ワークショップ

ライティング・ワークショップは進む

今年度初の、ライティング・ワークショップの出版をしました。子どもたちは、社会科や国語で書いてきた作品を出版する子もいれば、この4・5月号のために書き下ろした子もいます。どれも力作ぞろいで、ざっと目を通しただけでも、子どもたちの個性が溢れ出て...
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学校って何だろう―教育の社会学入門 (ちくま文庫) [文庫]

p44 教室の向きが決まった空間の中で行われる、人と人との関係は、このように〈見るー見られる〉という形になっています。そして、その関係の特徴は、コントロールする側とされる側の関係ということにあるのです。 ●ため息。でも、自分もそうだから。教...
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プレイフル・シンキング 上田信行

29 ①プレイフルとは、真剣に向き合うこと ②プレイフルとは、柔軟であること ③プレイフルとは、協調のためのエンジン ④プレイフルとは、現実できそうな予感にワクワクすること ●①はコミットメント、②は計画と無計画の間、③プレイフルでないと協...
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菊池先生の「ことばのシャワー」の奇跡 菊池省三 関原美和子 ブッククラブ

ことばの力を信じて突き詰めていった実践である 思考のツールであるし、教室の空気を作るツールでもある言葉を 子どもたちがしっかりと自分のために使えるようになるために 教師はどのようなスタンスで子どもたちと向き合って言ったら良いかを 実践という...